精神疾患とスピリチュアルの関係性

はじめに

前回の記事に突然変異能力者の傾向をリストアップすると書いていたが、その前に精神疾患とスピリチュアルの関係性について書いておかないと話が繋がらなくなってしまうので、こちらを先に書かせてほしい。

私霊能者L!RaNaは覚醒してからというもの個人的に精神疾患=スピリチュアル疾患だとずっと提言している。

現在、日本は隠れ精神疾患大国と呼ばれているらしい。

精神疾患なのに気付かないまま、気付いていても診断されることで自分が普通でないことを認識したくない人が多い。

それ以外でも忙しすぎて病院に行けないという方も多く、子どもの場合だと親が認めたくないから診察を受けさせない場合もあるという。

そういった背景が日本の潜在精神疾患患者が多いとされる原因なのだろう。

日本の現代社会は精神疾患がここまで増えていてもあまり理解がないのが現状。

そしてその理解のなさが苦しんでいる者の口を無理やり閉じてしまうのだ。

今回は社会に理解されない苦しみだけでなく、病気と向き合いきれず苦しんでいる方や病名に違和感を持っている方に読んでほしい内容である。

今回はよく耳にする精神疾患をスピリチュアル的観点から説明し、様々な視点を持つキッカケになればと思う。

スピリチュアル疾患としての“自律神経失調症”

私は覚醒してから約10年、様々なお客様とご縁をいただき鑑定してきた。

その中でも多いのが、精神疾患をお持ちの方だ。

直感が鋭すぎたり、霊的感度が高いなどが原因で周囲との感覚の相違が生まれ、その感覚の差が大きければ大きいほど周囲の人間だけでなく本人さえも受け入れられなくなっていく。

現世的によく言う考えすぎ気のせいというやつだ。

何かを感じ取り、考えているからこそ気のせいなどではないのだが、妄想だ、幻聴だ、幻覚だと言われ、思い込んでしまうことで自分自身の本能が受信していることを信じられなくなってしまう。

そもそも異世的の情報を受信するアンテナを現世の理屈を用いて折ってしまっている方もいる。

そうなった場合アンテナは折れていても電波を受信しようとするので、矛盾が生じ心身のバランスが崩れてしまうのだ。

この異世アンテナは“気”のことを指す。

一般的に“気”とはエネルギーやパワー的な意味合いで使われることが多いが、気の役割はそれだけではないのだ。

気とは全ての情報の源であり、アンテナ的役割をしているのである。

イメージ的にはBluetoothイヤホンとスマホの状態に似ている。

Bluetoothのイヤホンの電源を切ってもスマホはペアリング先を探し続け、電池を消耗する。

逆にBluetoothのイヤホンも同じようなことがあるし、複数の端末を接続すると誤作動を起こすことがあるだろう。

だが残念なことに人間はスマホのようにBluetooth機能自体をオフにすることができない。

だからこそ本来繋がりたいものと繋がれない状態が矛盾や葛藤を生み、バランスを崩してしまうのだ。

一番身近な例を挙げると嫌な予感がした時に『そんなことは有り得ない。気のせいだ。』と思っていてもソワソワする気持ちや不安がなくならない経験はないだろうか?

あの状態が気がキャッチした情報を脳が処理しきれない時に起こる葛藤なのである。

前述したケースの場合はまず自律神経失調症として診断されるケースが多い。

霊的感度が高いと共感能力が高くなる傾向があり周囲の目が気になったり、どう思われているのかを気にするようになる。

こうなってくると不安感が高くなり、心の防御力が下がる。

心の防御力が下がるとイライラしたり、疎外感、落ち込み、やる気が出ない、憂鬱になる、感情の起伏が激しい、焦りを感じるようになるのだ。

こうなってくると自己防衛本能が活発化し、脳から興奮させる物質が出てきて怒りが高まり、その怒りに脳が対応しようとして鎮静させる物質を出す。

これが情緒不安定の原因なのだ。

その時に自律神経は度重なる重労働に疲れ切ってしまう。

自律神経は疲弊、心の防御力は低下の一途、脳はどの指令を出せば良いかわからなくなりパニックに陥り物質の大盤振る舞い、大盤振る舞いがいきすぎて品切れを起こすというカオス状態に発展する。

ここまでのことが起こり続けるとスピリチュアル的なガードも弱まってしまい、心の隙に(害を与えるもの)と呼ばれる異世的存在に侵入されてしまうのだ。

自律神経失調症を精神疾患と捉えるべきなのかは難しいところではあるが、スピリチュアル疾患の入り口なのは間違いない。

そして自律神経失調症は巫病(ふびょう・かんなぎびょう)の場合もあり、スピリチュアルに携わるべき人間はこういった巫病を必ずと言っていいほど患う。

以前も書いたように実際私は11歳の頃に私も経験している。

私の魂が言うには覚醒する前には覚醒時やその後の能力を使うのに必要な脳の部位を目覚めさせ、身体の組織や仕組みを変えていく必要があるらしい。

その仕組みを変えていく中で症状が出てくることを現世では巫病というのだろう。と過去に話してくれた。

それだけでなく、巫病の症状が重い者は神仏からの試しの場合もあるという。

試練ではなく“試し”

その者が今後神仏と関わるに値する者か、耐えうる者なのか、人間性や能力値の伸びしろなどを量っているのだ。

神仏によって試し方は異なる。その為巫病の症状も様々。

ただ、巫病の症状事例を見てみると自律神経失調症の症状と酷似しているのである。

巫病の症状が重い場合はうつ病や統合失調症に似た症状もあり、試しに耐えられず人格が崩壊する者もいるという。

精神疾患に関しては色んなスピリチュアル要素が重なり合って発病する場合が多い。

一概に巫病だ、霊的感度が高いからだと言い切れないのが現状で、正直霊視してみないとハッキリしないのである。

スピリチュアル疾患としての“統合失調症”

精神疾患患者の多くは先祖問題が大きく関わっている場合がかなり多い。

守護霊も先祖内から輩出されているケースが多いので、どうしてもその家系が抱える問題が顕著に出てくる。

先祖問題とはよく聞くスピリチュアル用語で表現すると【カルマ】の一部でもある。

精神疾患とは先祖問題と憑依がある場合が多く、また先祖問題の合併症として憑依が見られる場合もある。

そして先祖問題と憑依の比率にによって症状が異なり、憑依している異世的存在によって性格も変わったりとかなり多様的なのである。

先祖問題の比率が高く、その先祖問題が複雑であればあるほど統合失調症として診断される場合が多い。

統合失調症とは以前【精神分裂病】と言われており、その症状は霊障そのもの。

私の親戚の中にも精神分裂病だと診断された者がおり、先祖問題が原因だった。

統合失調症や精神分裂病について検索すると精神医療が進む以前は悪霊憑きと呼ばれていたと書かれていることが多い。

確かに全てが悪霊というわけではないかもしれないが、全く無関係ではないことは私が身をもって体験している。

統合失調症が重症化していくと記憶障害を伴うことも多く無意識での行動がかなり目立つようになってくる。

見方を変えると発症前とは別人格になったようだと感じる方も多いのではないだろうか?

発症した本人も自分ではない感覚、自分では制御できず抗えない欲求が沸き上がることがあるという。

この場合病院でのカウンセリングや投薬治療で効果が見られなかった場合は私のところに来てほしい。

スピリチュアル疾患としての“うつ病”

私個人的に精神疾患の中でもバラエティー豊かで奥が深いのがこのうつ病

医療では採血とカウンセリングでわかるというが、スピリチュアルの観点からしても明解なのがこの病気なのだ。

それは“憑依があるか否か”

判断基準はそれだけである。

憑依が確認できれば全員うつ病という簡単にまとめられる話ではないが、憑依の浸食度や守護霊・魂の状態、憑依の原因になっている人間への侵入口などを霊視すれば憑依を取らなければどうなっていくかという運命の流れが見えてくる。

うつ病患者の大きな特徴は大きな寂しさを抱え、受け入れてもらえないことに苦しんだ経験のある者が多い。

人生で受け入れられない経験をすることは多いが前世や心の傷の状態は人それぞれ違う。

その為に心の傷の深さや大きさは千差万別で話しを聞くだけでは当人の負担は計り知れない。

傷の大小関係なく、心の傷は文字通り心の隙になり異世的な存在の侵入口になってしまうのだ。

入り込んだ魔がどのような場所に居付くかによっても症状が異なる。

夢見が悪かったり、ネガティブになりやすい、思い込みが激しい、頭痛は頭部。

咳き込みやすく息切れや呼吸のしずらさ、動悸が激しい場合は胸など身体的にも様々な症状が出る。

痛みや違和感があっても病院に行くと問題がない場合はほぼ確実的に異世的なものが関わっていると言える。

症状がなくなったとしても全く心配がなくなったわけではない。

一度憑依を経験すると魔が自然に離れていったとしても憑いたものの痕跡が残り、似たようなものが再度憑くことがあるのだ。

猫や犬のマーキングと同じように一度マーキングすれば同じところに用を足すようになってしまう。それが外の場合匂いを嗅いで自分より格下のものであれば上書きするといった感じになる。

そうなると憑く魔もグレードアップしていくということなのである。

この場合マーキング(痕跡)を消し、同じような魔に入られにくくすることは可能なので是非相談してほしい。

憑依とは

先程から何度も出てきているこの言葉だが、ご存じの方は多いと思う。

言葉の意味は霊などの異世的な存在に乗り移られるということだが、実際はそれだけではない。

乗り移られるというと意識を乗っ取られるという認識になるが状態や状況によっては意識に問題はなく、症状だけが出るケースが圧倒的に多いのが現状だ。

その為異世的な存在が悪影響を及ぼしていることに気付くのが遅れ、深刻な事態になってしまうことも多い。

憑依=霊に乗っ取られるというのは些か限定的すぎる解釈なのである。

この認識がスピリチュアルと現世で起きる意味が分からない出来事を結び付けられない主な原因なのだ。

常識的に理解できないことや、科学では解明できないこと、辻褄が合わないことは多い。

心身のことに関してだと人間は無頓着になりがちだ。

最近多い事例は生き霊

生き霊とは恨みや怨念が原因で飛んでくるものだと思われがちだが、これは古い認識なのである。

現代社会は人と心から会話をすることが減っている。

心の中だけで悶々と考えてしまい、煮詰まり、抱えきれなくなった思いが身体から出ていくと相手にべったりと憑いてしまう。

何度もそれを繰り返すうちに身体から出て行った思い同士が結合し、排出した本人の姿になっていく。

従来の生き霊と念の間のようなものが悪さしていると思ってほしい。

異世的存在の中でも人体に悪影響を及ぼすものは多い。

ただ、憑依されたからといって必ずしも不幸になるわけではないが、問題はでてきやすい。

前述した生き霊だけでなく、亡くなった者、蟲や病魔、人の感情から生まれたもの、悪魔や悪霊も存在する。

お祓いにも色々あるが、私の場合は至ってシンプル。

お祓いとは祭壇を組んだり、キャンプファイヤーのように火を焚いたりする仰々しい儀式のイメージがあるが、私の場合はそんなことはない。

怒鳴ったり、叩いたりもしないので安心してほしい。

そもそも私は基本的に霊などを取り除くことをお祓いとは言わず常に“処理”という言葉を使う。

私自ら処理する場合と使い魔にさせる場合がある。

私の使い魔は憑依の進行度、侵入度を見るのに長けているので霊体に深く根付いてしまっていたり、精密な動きを求められるケースの場合に使い魔に処理させる。

話しながらでも処理は可能なので、イメージ的には“汚れやシミを落とし、穴を塞ぐ”と認識してほしい。

歯医者の治療に近いものがあるかもしれない。

施術に痛みは伴わないが、好転反応で症状がでることがあるのでそちらは了承していただきたい。

まとめ

今回挙げた精神疾患は比較的分かりやすく症状が出るので発覚も早いが、日本にはまだまだ潜在精神疾患患者が多くいるのではないかと私は考えている。

前述した症例以外にも摂食障害や睡眠障害、解離性同一性障害(多重人格)、不安障害などもスピリチュアルが関わっていることが多い。

このように病名がはっきりしているものだけではなく日常生活に支障を来すレベルではないが、生きにくいと感じている、不安を感じている者は多くいる。

実際にこのような内容の相談は少なくないし、パートナーや片思いの相手、同僚・上司・後輩、家族、友人であったとしても違和感を感じているケースは多いのである。

もし周囲との違和感が払拭できず、悩んだ場合はすぐに医療関係を頼るべきだと私は考えており、そこでもらった診断に納得がいかない場合は私のところに来てほしい。

スピリチュアルが全てではない。全てなのは“生きやすくなる真実”なのだから。

自分を100%救ってくれるものなど存在しない。

自分を救えるのは自分だ。

自分を知り、自分の救い方を学べるのが医療であり、道しるべになるのがスピリチュアルなのだ。

何が欠けても良くないし、何かに依存してしまうことは救うことにはならない。

本当に救いを求めるのであれば、冷静に自分と向き合うことが重要になる。

冷静に自分と向き合えないのであれば、休憩すれば良い。

私はお客様がありのままの自分を受け入れられるような心や環境を作るお手伝いができればと思っている。

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