三木大雲住職に学ぶ心の支え
はじめに
私は8月の休養期間中に何故かYouTubeで色んな怪談を聞きまくった。
そんな時に出会ったのが三木大雲住職。
この方は“怪談説法”という怪談から何を学べるか、どう生きるべきかを説いてる方なのだ。
この動画は私がすごく感心したお話しであり、とても大切なことだと感じたので載せておく。
三木大雲住職の考え方は私に物凄く良い影響を与えてくれたので今回は三木大雲住職の説法から私が感じたことを書いていきたい。
今回の内容は三木大雲の仏教とエトセトラ Vol.1 「日本の仏教について」で観た内容から出典する。
宗教の歴史
三木大雲住職は「平成の時代は無の世界」と表現した。
明治時代に廃仏毀釈が行われ、仏教ではなく神道の世界を作る動きになった。
そして昭和。
敗戦後に日本は宗教の信仰は自由になった。
仏教であれ、神道であれ、その他の宗教であれ、新興宗教であれ、日本は国が個人の信仰に口を出すことはなくなった。
そうすることにより騙される人や事件に巻き込まれる人が増え、メディアでの報道で宗教=危険と考える人間が多くなった。
信仰している宗教があると危ない人という目で見られる時代。
そうして平成になり無の世界となったと三木住職は語ったのだ。
そして現在、令和。
令和はどんな世界かというとスピリチュアル信仰の世界なのだと私は感じている。
無の世界とは
無の世界とは単純に無宗教者が増えたということ。
私が何が伝えたいかというと無宗教、無神論者が増えたことで社会にどういう影響があるか?ということだ。
三木大雲住職はこう語った。
無の世界になったことは今の日本の大きな失敗の1つになっていると考えています。
それは何故かというと“功利主義”
得をしたらそれで良いという考え方。
仏教を含む宗教は欲を捨てなさいと教えるが、宗教がない今だんだんと信用できるのはお金であったり、目で見えるものしか信用しないという流れに生まれ変わっているんですね。
YouTube 三木大雲の仏教とエトセトラ Vol.1 「日本の仏教について」
私がこの話を聞いた時、功利主義が猜疑心を生んでいたのではないかと感じ、無の世界がもたらした精神的な影響は私が考えていたものよりも大きいように感じた。
日本人は謙虚さが大事だと言われている。
謙虚である人が素晴らしいと評価されてきた。
だが、現在の社会的な問題の多くは謙虚からはかけ離れている。
日本社会が抱える問題は以前にも書いたうつ病大国であること。
ハラスメント関係の問題。
私は社会がかなり混沌としてきたと前から感じていた。
その中で段々と自意識が強すぎる人間が多くなってきたように思えるのである。
これらは無の世界がもたらした災厄の種だと感じ、このお話を聞いてハッとしたのだ。
心の支え
最近は占いブームと言われており、霊能者や霊媒師、占い師が量産されている。
以前霊能者L!RaNaが思う鑑定士が持つべき視点という記事や他の記事にも書いたように占い師や霊能者、霊媒師といえど、たくさんの価値観や能力、占術、鑑定方法が存在し、能力値は一定ではないと今まで何度も書いてきた。
電話占いの仕事をしていてよく感じるのはお客様の中には占い師を宗教の教祖たちが集まっている場所と思っているのではないか?ということ。
占い師はもちろん教祖ではない。
ただ能力を持っている人間、もしくは占いにご縁があり知識を深めた人間なのだ。
全てを知っているわけではない。
ただ、頻繁に電話を掛けてくださる方の中には人間としてではなく、神として鑑定士を崇拝している方がいるのが実情である。
私はこうなることがずっと不思議だった。
何故ただの人間である自分が崇拝されるのか。
三木住職のお話しを聞いていて、わかった気がした。
無の世界であったとしても人々は心の支えがほしいのだと。
目に見えないものを信じられない世界でも目に見えないものを信じたい気持ちはあるのだと。
信じるものや軸になるものを潜在的に求めているのではないかと感じたのである。
スピリチュアル信仰
スピリチュアルとは本来は目に見えないものを総称する言葉だ。
それが今、信仰対象になりつつある。
以前の記事でも書いたように私はアンチ・スピリチュアル。
スピリチュアルを信仰はしない。
私からすると総称に対して信仰する意味が分からない。
時間や野菜、肉、魚、文房具、家具などを信仰する人を見れば驚かないだろうか?
え、それが信仰対象なの!?となるのではないだろうか。
私はその感覚なのだ。
スピリチュアルとは本来この世の理である。
感じたり、感謝をすることはあっても期待や求めるものではない。
功利主義+現物主義+スピリチュアル=スピリチュアル信仰
この方程式がやっと出来上がってかなりスッキリした。
やはりスピリチュアルを知れば幸せになれるわけではない。
スピリチュアルを知ることで感謝の心や自分と向き合う機会に恵まれるからこそ幸せを感じられる自分を作ることが幸せになっていくだけだ。
少しの差が大きな差。
何かに縋る気持ちでだけ行動し、他力本願で幸せになろうなんてそんなに世の中は甘くないよね…と痛感した。
まとめ
今回の療養期間で得たご縁は私に途轍もなく良い影響を与えてくれた。
やはり貪欲に学ぶということはとても大事だとも思ったのだ。
私は真言宗の家系ではあるが、正直信仰はしていない。
何故なら我が家に来ていたお坊さんはロールスロイスでやってきて生き霊や死霊を有り得ない量を憑けてたままお経を読む。
母がいない時はお経を短縮し、雑談をしてお茶を飲んで、お布施を持って帰る方だったからだ(笑)
今はあれだけの量を憑けていても平然としていられるのは仏の護りだったのだろうと思うことにしている(笑)
信仰はしていないが仏様は信じているし、可愛がってくださる方もいる。
究極に辛い時は仏様に頼ってもいる。
でもお坊さんは好きにはなれなかったのだが、三木大雲住職は違った。
心の師と勝手に仰いでいる。
私は一般的に言うと無宗教だ。
だが、全てを信じている。
型にははまっていないだけでありとあらゆる目に見えないとされている存在を信じているし、この世の理を感じている。
知らなくてもあるに違いないと思うようにしている。
理由は“その方がワクワクするから”
否定からは何も生まれない。
なら肯定は何もかもが生まれる可能性を秘めているということだ。
自分にとって新しいこと、新しいもの、新しい知識は自分を豊かにしてくれる。
その感覚を少しでも感じてもらえたらと思う。
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